ほとんどの人が自己価値が低いことがわかっていますが、
その中でも日本人は特に低いのでは無いでしょうか?
裏を返せば、相手のことを自然にいつも思いやることができる、
才能があるという意味なのですが。。。
でも、自己価値が無茶苦茶低いと、
ある現象が起こり始めます。
本人が無意識に、人のエネルギーを奪ってしまうのです。
この現象、けっこう意外ですよね?
自己価値が低いと、まず最初は
「自分はあとまわし」というスタイルになります。
家族の誰かのために、友人のために、パートナーのために、
とやっていくうちに、自分は後で良いから、というスタイルです。
ショッピングに行っても、まずは先に誰かのためのものを。
最後に自分のものを買おうとしたらお金がなくなって、
あるいは予算オーバーで、我慢しなくちゃならなくなった、
なんてことになる人も少なく無いのでは?
そういうことがしばらく続くと、
なんて自分はみじめなんだろうという思いが出てきます。
さらにそれが続いていくと、
ある時点で、「無意識」に人からのエネルギーを奪ってしまいます。
(もちろん、全員が全員そうじゃないと思いますが)
この人からなら奪っても大丈夫だろうと「無意識」に判断します。
「この人」というのは、自分が羨んでいる人だったり、
人生に余裕があるように見える人だったりします。
そういう人からだったら、
ちょっとくらいエネルギーを取っても良いだろうと
「無意識」に考えるのです。
そして、境界線を超えて、エネルギーを奪う行動になっていきます。
興味深いのは、最後までこれらを
「無意識」のうちにやってしまっていることと、
いつまでも自分は「あとまわし」でやってきたという
「被害者意識」が心の奥底にあることです。
だからちょっとくらい余裕のある人からエネルギーを取っても良いよね、
というところに辿り着いてしまう。。。
これ、結局、自己価値の足りない部分を外側から補おうとしているから、
いつまでたってもこの方法でいる限り、
枯渇の気持ちは無くならないんですけどね。